想い花 訪問ペット火葬横浜

近年のペットブームの影響か、ペットは家族という考え方が広まりました。そのこともあって、ペットを火葬する方法にも目が向き始め、皆様の中にも「自分のペットが一番望む火葬方法はなんだろうか？」と考えている方がいるのではないでしょうか？

しかしペットといえども火葬は火葬、その方法や費用のことを考えると…メリットやデメリットもしっかり把握してから最適解を見つけ出したいところ。

今回は我々も行っている訪問ペット火葬について分かりやすくまとめました。この記事を見て、皆様が少しでも訪問ペット火葬にご興味を持っていただければ幸いです。

1 訪問ペット火葬とは？
- 1.1 業者が自宅まで訪問して火葬する
- 1.2 その他のペット火葬について
2 訪問ペット火葬のメリット
3 訪問ペット火葬の注意点
4 訪問ペット火葬で見送りを

訪問ペット火葬とは？

訪問ペット火葬…名前だけは知っていても、実は詳しいことまではよく知らないという人も多いかと思います。なんとなく知っている分、なんだか怪しいようなネガティブなイメージを抱いてしまっている方もいるかも知れません。

まずは訪問ペット火葬について、ざっくりと解説していきます。

業者が自宅まで訪問して火葬する

訪問ペット火葬は簡単に言えば【スタッフが飼い主の自宅まで訪問し火葬、またはご遺体を引き取り施設で火葬する】という方法を取っている火葬業者のことです。火葬に必要な施設は専用の火葬車の中に全て詰まっていて、実際の火葬はその車内で行われます。

火葬専用とはいえ、車で火葬するということに不信感を抱くかもしれません。しかし、使用する火葬車はどれも厳しい審査基準を突破しており、性能や周囲への影響については問題ありません。サイズは後述するように若干制限がありますが、それでも規定内であれば施設火葬と比較してもなんら遜色はないでしょう。

なにより、今まで考えもしなかった自宅での火葬を可能にできるのは現代社会においては非常に大きな特徴とも言えます。社会人やお子様がいるご家庭はもちろん、車を持っていない人にもおすすめできる新しい火葬方法…それが訪問ペット火葬です。

その他のペット火葬について

ペット火葬には訪問以外にも、【霊園火葬】と【市役所による火葬】の2種類があります。最もメジャーなのはこのうちの霊園火葬ではないでしょうか。霊園の施設火葬は確かにサイズも大きいですし、専用の施設を構えている分信頼性が高いのがメリットですね。

市役所による火葬ですが、こちらは正直あまりおすすめできません。合同火葬と呼ばれる他のペットと一緒に火葬する方法しかないことが多く、その場合はペットのご遺骨がどれか分からなくなる事から返骨が行われないのです。また、立ち会いも基本的には許可されていません。

霊園火葬は施設のクオリティこそ高いものの、最寄りに霊園が必ずあるとは言えません。たとえ車があったとして、移動→火葬→帰宅までの総合的な時間を考えると、社会人や学生には辛いところ。また、市役所による火葬も霊園による火葬も、営業時間が決まっている上に土日祝休みの所も少なくありません。

時間に余裕がある人や超大型サイズのペットを飼っているなどの理由がない限り、なかなか家族揃ってペット火葬できなくて後悔した…という方もいらっしゃいます。もちろん、霊園には霊園の、市役所には市役所のメリットもありますので一概に訪問ペット火葬が優れているとは言えません。それぞれにあった火葬方法を選びたいですね。

訪問ペット火葬のメリット

訪問ペット火葬は今までの火葬方法にあったデメリットを解消するように出来ています。そのため、訪問ペット火葬ならではのメリットが沢山あるのが最大の特徴。

ここではそんな沢山あるメリットから、特に「ここが凄い！」と自信を持っておすすめできるものをご紹介します。

自宅で完結する

先程もちらっとだけ説明しましたが、通常ペット火葬は【予約→ご遺体と共に施設へ→時間まで待って火葬する→ご遺骨を持って供養する→帰宅】という一連の流れで行うのが基本です。ここで問題なのが、車での移動や待機時間の部分。社会人や学生、子育て中の方は待機時間や移動時間をあまり多くは取れませんし、そもそも今の時代、車をそもそも持っていない人も珍しくありません。霊園の中には、自宅までお迎えしてくれる場所もありますが、車で移動する事には変わりありません。

訪問ペット火葬は自宅まで訪問し、その場で火葬するため、ご家族様の移動にかかる負担はまったくありません。火葬にかかる時間も、待機時間などはありませんので、施設で火葬するよりも短くて済みます。その分、ペットのための副葬品を用意してあげられる時間も増えますし、家族の時間の都合も付けやすい事が最大のメリットです。

24時間対応や土日可の業者が多い

市役所での火葬受付はおよそ9時〜17時前後、霊園での火葬受付はおよそ9時〜18時前後まで対応している事が多いです。更に市役所は土日祝とイベント時、霊園も土日祝は休みの場合が多く、家族全員の予定が合う日はそうそう無いと言っても過言ではありません。社会人であれば受付時間が終わる頃に退社する会社が一般的です。

しかし、飼い主様やご家族としては家族全員でペットを見送ってあげたいですよね。その場合でも訪問ペット火葬は頼りになります。

というのも、訪問ペット火葬は施設に関係なく運営できるようになっているため、時間に制限されることなく営業できます。すなわち、24時間対応や土日祝も対応している業者が非常に多いのです。当然、夜間や土日祝だからといって特別料金が加算されることもほぼありません。ぜひご家族みんなでペットを天国まで見送ってあげてください。

火葬場所の融通が利く

訪問ペット火葬は、強引な言い方をしてしまえば火葬車さえあれば火葬が可能です。つまり、火葬場所は必ずしもご自宅で無くとも良いため、業者によっては車である程度の場所までなら移動してくれます。

基本的にはご自宅の庭や駐車スペースなどに車を入れて火葬することになりますが、大型車が入るようなスペースを確保できない場合でもご対応できます。また、いつも散歩していたコース、気に入ってた場所など思い出深い場所があるのならスタッフにお願いしてみましょう。

ただし、誰かが所有している土地や国や市が管理している場所など法に触れるような場所や、近隣住民にご迷惑をかけてしまうような場所での火葬はできません。火葬したい場所があるのなら、予め調べておきましょう。

またあまりにも自宅から遠い場所は断られる事もあります。もし不安になるようでしたら、電話相談の時点で相談した方が良いでしょう。

セレモニースタッフが分かりやすく説明してくれる

ペット火葬は人間の火葬よりも簡略化されてはいるものの、初めての方はどうしたら良いのか分からなくなってしまうことでしょう。それでも、なるべくなら大切なペットのために完璧にこなしたいところではあります。

しかし、施設での火葬や合同火葬では他の方々の為にも時間を割いて個人に丁寧な説明はできません。スムーズに火葬しなければ、その次の火葬もありますし、予定していた時間を過ぎてしまう可能性があるからです。

訪問ペット火葬は、専門のセレモニースタッフとご家族様しかいません。スタッフがご家族様のためだけに丁寧に説明してくれます。ペット火葬は初めてだけど、大切なペットのためにしっかり火葬してあげたい…という方にも訪問ペット火葬はおすすめです。

訪問ペット火葬の注意点

訪問ペット火葬にはメリットが沢山ありますが、一方でその特性ならではの注意点も少なからずあります。とはいえ、個人で気をつけていれば回避できるものがほとんど。

ここでは、訪問ペット火葬を利用する際の注意点と留意しておいて欲しい点について解説していきます。

対応サイズの幅がやや狭い

火葬設備が火葬車にすべて入っているということは、裏を返せば火葬車に入るだけのサイズしか対応できないということでもあります。特に、いわゆる超大型と呼ばれるようなサイズには対応していない場合も多く、残念ながら弊社でも80cm、25kg以下のサイズまでという制限があります。

対応できるサイズは料金と共に公式HPにて掲載されていますので、大型犬などを飼っている飼い主様は予め確認しておきましょう。もし利用したいと思っていた訪問ペット火葬で対応できないサイズだった場合は霊園等の施設火葬を利用することになります。

埋葬や散骨は自分たちで行う必要がある

訪問ペット火葬はご自宅で完結する火葬方法です。その特性上、埋葬や散骨などの火葬後の手続きはどうしても飼い主様自身で行ってもらう必要があります。とはいっても、最近は専門業者や有識者による埋葬方法や散骨方法を掲載したサイトも沢山ありますし、インターネットで検索しながら供養できる方ならそこまで難しくはありません。

インターネットを使わない方でも、納骨堂に行けばスタッフが説明してくれますし、散骨をしたい場合はペットなら庭や散歩コースでも問題にならない事が多いです。もし不安なら管理している役所に相談してみるのも手です。

また業者によっては寺院と提携していることもあります。実際に弊社も全国の寺院と提携しながら運営しています。もし特に拘り等なければ、提携している寺院であればサポートも受けられるのでおすすめです。